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王妃陛下とギャルセィ・ウゲン・ワンチュク殿下がティカの式典に参加

 ギャルツェン王妃陛下は、10月24日午前、ギャルシー・ウゲン・ワンチュク殿下を伴い、クエンセルフォドランのデヴィ・パンチャヤン・寺院(ティンプー)で行われたダセイン・ティカ式典に出席した。(訳者註:ダセインはブータン国内のヒンズー社会で最も重要な祭りで、その日はブータン政府が決めた国の祝祭日にも制定されている)

 王妃陛下とギャルシー・ウゲン・ワンチュク殿下は、その寺院で10日間のドゥルガ女神の法事を執り行っているパンディット(ヒンズー教の高僧)たちからティカ(訳者註:ティカはこの祭りに使われる独特の物質で、 コメとヨーグルトと朱色の顔料を混ぜて作られたもの)を受け取った。王妃陛下はドゥルガ女神に祈りをささげ、祈りを捧げるために寺院を訪れた人々と会い、ティカを受け、王妃陛下とギャルシー・ウゲン・ワンチュク殿下にもお会いした。

 ダセインは、ブータンのヒンズー教の地域社会にとって最も重要な祭りである。 この祭りは悪に対する善の勝利を祝い、ヴィシュヌ神の化身であるラム卿が悪魔ラーバナに勝利したことを記念している。 ラーマーヤナという所で、ラム神が女神ドゥルガーに祈りを捧げ、10日目の戦いでの勝利で最高潮に達したと言われている。 ダセインは家族が一緒に祝い、子供たちは親を訪ねてティカを受け取る。 ティカは、子供たちの幸福に対する長老の祝福を象徴している。