STEM科目教員の研修

KP・シャーマ

合計 156人のSTEM（Science, Technology, Engineering, Mathematics）教員が現在4ヵ所で 2 日間の研修に参加しており、科目分野の知識、テクノロジーの活用、専門的教職における包括的な教育学を修得することを目的としている。

科目固有の分科会や追加の研究発表会を通じて、包括性と公正であることを重視した高度な思考を促進することに重点が置かれている。

さらに、この研修は、ICTを最適に統合して効果的かつ世界的レベルの教育を可能にすることによって、STEM教育の質を向上させるという国王陛下のビジョンにも沿ったものである。

このワークショップはティンプー、プンツォリン、ゲレフ、タシガンの 4ヵ所で開催され、サムツェ教育大学が教育・技能開発省と協力して主催する。

教員は、オープン教育資料 (OER) を活用して、より高いレベルで生徒に授業を提供し、生徒の興味と学習を教科に向けることができる。

国内の教員とグループのメンバーが協力して開発した科学と数学の OER は、学校のカリキュラムの枠組みと複雑に連携していた。

ブータンのプロジェクト調整員であるリータ・ライ氏（博士）は、これらのOERの基本的な設計は、技術教育的知識内容（TPACK）、学習のための統合的設計（UDL）、包括性を優先する高次の思考などの重要な原則に根ざしていると述べた。 レッスンを効果的に行うには、これらすべてのスキルが必要です。

これらのOERの主な特徴は、学習、指導、評価のための中心的なツールとしてテクノロジーとICTを利用していることである、と彼女は付け加えた。

これらは地域の状況に合わせて設計されており、VII 学年から XII 学年までの中等教育レベルの特定の要件を満たすように設計されている。

プロジェクト推進員によると、大学の STEM教員教育者は、これらの OER 向けのコンテンツ資料の作成に約 1 年を費やした。

さらに、教材はプロジェクトグループのメンバーと、革新的な教育方法論の専門知識で知られる評判の高い国際コンサルタントであるタタ社会科学研究所 (TISS) ムンバイの両方による厳格な審査を受けた。

「大学はまた、さまざまなゾンカクの中等教育STEM教員とともに、同じOERの試験的な使用を実践し、OER の内容をより関連性があり、教育的に効果のあるものにするために彼らからフィードバックを受けている」

このプロジェクトでは、学習のためのユニバーサルデザイン (UDL)、教育における高次思考スキル (HOTIE)、およびデザイン思考の原則などが浸透したオープン教育リソース (OER) を活用し、中等教育におけるSTEM教員の専門的成長を促進することにも専念された。

訓練を受けた教員は、自分の代わりに他の教員にも訓練を施さなければならない。

デチェンチョリンHSS（ティンプー） の物理教員であるプンツォ・チョデン氏は、このワークショップのユニークな側面を強調して語った。そこでは課題と振り返りを通じて研修指導者による継続的な指導が、獲得した知識の現場での実践的な応用を保証するというものであった。

学校での課題を認識しているにもかかわらず、彼女は得た知識を実践することに自信を示した。 このワークショップは、カナダの国際開発研究センター (IDRC) が資金提供したプロジェクトの一環である。