ジャパンウィーク2024が開催され、日本の文化、食べ物、映画などが紹介される
ティンレィ・ナムゲイ
11月1日から3日まで、ティンプー時計塔広場で開催された「ジャパンウィーク2024」の期間中、数百人もの市民が集まり、日本の文化と伝統に心酔した。
3日間の祝賀会では、日本語スピーチコンテスト、空手のデモンストレーション、音楽演奏会、さまざまな日本の伝統的な食べ物の試食会など、活気に満ちた催しが開かれた。
参加者はまた、ミヨリの森、肉子の幸運、ケープ・ロスト・ハウスという3つの人気アニメ映画の上映を観賞することができた。
このイベントはブータン王国政府の支援を受けて、在ブータン日本大使館、ニューデリー日本文化センター、JICAブータン事務所が共催した。
ジャパンウィークは、ブータンと日本の外交関係樹立20周年を記念して2006年に開始された。日本とブータンの外交関係は1986年3月28日に正式に樹立されている。
ブータン人参加者の多くは、このイベントはブータン人と日本人とのつながりを育み、日本の文化や伝統が紹介されることで、ブータンと日本の緊密な関係をさらに強化するものであると話した。
ティンプーのギャルツェン・ジェツン・ペマ・ワンチュク母子病院でJICAボランティアとして働くタナネ・ナゴミさんは、このイベントは多くのブータン人と知り合う機会となり、両国の人々のつながりを築くのに役立つと語った。
「このイベントに参加できてとてもうれしいです。ブータンで理学療法士として2年間過ごした後、もうすぐ日本に帰ります。ブータンの国とその人々が恋しくなるでしょう」とナゴミさんは語った。
ニューデリーの日本大使館の三等書記官、ハカマダ・マホさんは、今年のイベントへの参加がブータンへの3度目の訪問となったと語った。「ブータンのジャパンウィークに参加するのは今回が初めてです。多くの人と交流し、お互いに学ぶのは素晴らしいことです」
「私はブータンのすべてが好きです。環境、天気、食べ物は素晴らしく、人々はとても歓迎してくれます」とマホさんは語った。 イベントの傍らで献血キャンプが催され、約40人が献血した。