ティンプー自然保護公園 (エコ-パーク) がさらに活気に満ちている
ティンレー・ナムガイ
今年9月までに、チャンガンカ寺院(ラカン)の下にあるティンプー自然保護公園はより親しみのある公園になるだろう。
この改修は、世界環境デーにギャリュム・ツェリン・ペム・ウォンチュク女王陛下により開始された自然保護公園再活性化プロジェクトの下で実現される。
修復作業は、ブータン環境保護信託基金(BTF)からの資金援助を受けて、ティンプー・トンデによって間もなく実践される。
2016年に開発された10.77エーカーの公園には、多様な動植物が生息し、貯水池や炭素吸収源として機能する広大な湿地がある。
この湿地には 130 種の植物が生息しており、そのうち 61 パーセントが草本植物、21 パーセントが低木である。また、絶滅危惧種の鳥類であるモリジシギ (通称 森シギ) の生息地でもある。
ギャリュム・ツェリン・ペム・ウォンチュク女王陛下は、 ブータン環境保護信託基金と青少年育成基金 (YDF) に復興の取り組みの先頭に立つよう指示した。
ティンプー・トンデは、公園の地元の鳥類と小型脊椎動物の個体群を復活させるための包括的な対策を実施する任務を負っている。
ティンプー・トンデは、この取り組みを実行するために、生物多様性の保全と生息地の回復、生態系の回復力と気候への適応、コミュニティの関与と幸福、都市の緑の基盤と持続可能な開発を網羅した行動計画を策定した。
なぜ復興なのか?
ティンプー・トンデの最高環境責任者であるソナム・ウォンチュク氏は、エコ-パークの全体的な状況から、これらの公共スペースを住民にとってより使いやすく、楽しいものにするために、より一貫したメンテナンス、より優れたインフラ、および強化された安全対策が必要であることが示されたと述べた。
現在、公園には、すり減った歩道、時代遅れの施設、手入れの行き届いていない庭園、および安全のための不十分な照明がある。
ソナム・ウォンチュク氏は、このプロジェクトでは、歩道やスロープ、座るベンチ、適切な入口ゲート、トイレ、ガゼボ(公園や庭の中のやかた)の開発など、より優れた施設が導入されると述べた。
水路と池は整備され、訪問者は生垣、果樹、観賞用庭園を目にすることができる。
修復作業には246万3000ニュルトラムの費用がかかる見込みである。
BTFの、カルマ・ツェリン博士(PhD)は、修復作業の完了後、BTFとYDFがトロンデの支援を受けて公園を共同管理すると述べた。「BTFは公園の持続可能性を確保するために毎年いくらかの資金を割り当てる予定です。」
当局は、管理責任者であるギャリュム・ツェリン・ペム・ワンチュク女王陛下のリーダーシップの下、公園が以前よりも活気に満ちたものになると確信している。 女王陛下は、環境保護への献身と次世代の環境リーダーの育成を称えられ、ティートン・サイエンス・スクール(State of Wyoming, USA) から「新進リーダー賞」を受賞している。