ギャルセイ・ウゲン・ワンチュク殿下の生誕を記念して、チェレラのジャンチュブ・チョルテンを建立
昨日、ギャルツェン女王陛下とギャルセイ・ウゲン・ワンチュク殿下はチェレ・ラ(峠)においてジャンチュブ・チョルテンの奉献式に出席した。
このチョルテンは国王陛下の勅命により、ギャルセイ・ウゲン・ワンチュク殿下の生誕を記念するダルマ信仰の教えとして建立された。
ジャンチュブ・チョルテンはブータンで最も高い地点にあるチョルテンの1つに位置し、国中に広がる数多くの聖地のパノラマ的な景色を楽しめる。
チョルテンの奉納は、ここに建てられたチョルテンがドゥルギュル(ブータンの古い呼び名の一つ)を守り、国と国民に大きな利益をもたらすというテルトン・ドゥクドラ・ドルジェ(Terton Drukdra Dorje:テルトンと呼ばれる宝物発見者の一人で、ブータンにGuru Rinnpocheの教えを広めた聖人)の予言を成就するものである。
チョルテンの建設は2021年2月に始まり、2024年8月に完了した。ツァワ・サム(ブータン国王、ブータン国、ブータン国民を三位一体とした呼び方)を祝福し永遠に守るためのこの重要かつ神聖なチョルテンの建設は、ブータンの貴重な精神的遺産を豊かにするであろう。 奉献式はドルジ・ロペンが司式し、ギャルセイ・ウゲン・ワンチュク王女陛下、ギャリュム・ツェリン・ヤンドゥン・ワンチュク王女陛下、ギャリュム・サンガイ・チョーデン・ワンチュク王女陛下、デチェン・ヤンゾム・ワンチュク王女殿下、ユム・ソナム・チュキ、そしてジャンチュブ・チョーテンの敷地の開発に取り組んだチョルテン建設委員会とデスープス(Desuups)の委員が出席した。