ブータンの基礎データ

ブータン王国の基礎データ
国名(ブータン)古代のインドの言葉「Bhotanta」(チベットの果ての地)に由来しているという説があるが未詳。現地の人は、自国をDruk Yul(龍の地」と呼んでいる。
国歌Druk Tsendhen(糸杉の茂れる雷龍の王国)1953年採用。国歌の再生ページへ
国旗 現在の国旗は1960年制定。左上のサフラン色は君主政治・国王の権威。右下のオレンジ色はチベット仏教の信仰と実践。白は清浄と忠誠を表す。
面積日本の約1/10、ほぼ九州の面積、国土の約3/4は森林
人口(2018)総人口734,374、 男女比:110:100 (2018 Population and Housing Census of Bhutan (PHCB) による)
人口密度約19人/平方キロメートル 
宗教チベット仏教 (ドゥク・カギュ派)、ヒンドゥー教など
民族チベット系、東ブータン先住民、ネパール系など
言語ゾンカ語 (公用語)他、約20言語。英語は教育機関での使用言語 (公用語)である。
首都ティンプー(標高 2,320m)、ブータン最大の都市、人口:⒕万人 (2022年) 地方行政区:トムデ(Thromde)
政体立憲民主制
国王ジグメ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク国王 (第5代)2006年12月~
首相ロティ・ツェリン (2018年11月~)
立法二院制  国家評議会(上院)25議席、国民議会(下院)47議席
地方行政20の県(ゾンカク)に分かれて統治。それぞれのゾンカクは、複数の行政区ゲオ(gewog)に分けられている。ゲオの総数は全土で205。さらに、1つまたは複数のゲオの地域をまとめた第3の行政区分トムドゥが全土で19ある。
国の動物ターキン (うし科ターキン属)
国の花ブルーポピー (青いケシ)
国の鳥ワタリガラス、日本での別名:やたがらす。ブータンの国教、仏教ドゥク派の護法神でもある。
国の木イトスギ、英語名:Weeping Cypress
国技アーチェリー 「正式名称 ダツェ(mda’rtsed)」
緯度北緯27.47度(ティンプー)(参考 沖縄の緯度に近い)
時差日本とは-3時間の時差がある。東経89.64度(ティンプー)
標高200m(南部)~約7,500m(北部) (主要な都市、ティンプー、パロ、プナカ、ジャカールなどは、1,500m~3,000m)
気候熱帯モンスーン型であるが、日本と似た四季があり、標高が高いため長野県に似ている。
気温首都ティンプーでは最低気温(冬)-3度程度、最高気温(夏)は28度程度
雨季6月から8月にかけて
通貨ニュートラム(Ngultrum)、1Nu=1インドルピー=1.4円(2020年10月)
貿易国(輸出)インド、香港、バングラデシュ、日本、ネパールなど
貿易国(輸入)インド、韓国、タイ、シンガポール、日本など
輸出品電力、ケイ素鉄、非合金鋼、セメント、農産物など
輸入品軽油、ガソリン、金属製品、米、石炭など
主要産業電力(水力発電)、農業(米、麦など)、林業、セメント
GDP(国内総生産)23.3億 US$ (世銀資料2017年)
一人当たりGNI2,065 US$ (世銀資料2017年)
GDP成長率4.63% (2017年PHCB)
インフレ率2.72% (ブータン政府資料 2018年)
失業率(都市部)7.1% (ブータン政府資料 2018年)
識字率成人 66.6%  若者 93.1 (2019年)
基礎教育就学率(学年:PP-X)ほぼ100% (2019年)
乳児死亡率26.8人/1000人 ,世界で死亡率の高い方から67位(1990-2016年)、乳幼児:5歳未満、
国内の高山ガンカー・プンスム(7,570m)、リアンカン・カンリ(7,534m)、チョモラリー(7,314m)、カンプ・カン-I(7,220m)、トンシャンジャブ(7,207m)、チョモラリ・カン (7,121)
主要経済援助国インド、日本、デンマーク、オーストラリア、オーストリア
在留日本人124人 (2019年)(日本外務省データ)
年間外国人観光客数過去3年間はコロナの影響を受ける。2019年の年間観光客数:インド約160,000、アメリカ:10,600、中国:7,400 シンガポール:4,400 イギリス:3,900 ドイツ:3,100 タイ:3,000 オーストラリア:2,600 マレイシア:2,500 日本 : 2,100
在留ブータン日本人数124人 (2021年10月)(日本外務省データ)
在日ブータン人数479人 (2021年10月)(日本外務省データ)