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ブータンの伝統工芸の近代化を目指すアイスプリント・ワークショップ

5日間にわたる「アイスプリント(iSprint)と呼ばれる社会的起業家向けのワークショップ」が昨日、ティンプーで開幕した。ブータンの豊かな伝統工芸(ゾーリグ・チュスム)には13の分野があり、これらに新しい考えを吹き込むことを目指している。

ネテン・ドルジ

5日間にわたる「アイスプリント(iSprint)社会的起業家向けのワークショップ」が昨日、ティンプーで開幕した。ブータンの豊かな伝統工芸(ゾーリグ・チュスム)には13の分野があり、これらに新しい考えを吹き込むことを目指している。

この取り組みは、青少年育成基金(YDF)の支援を受け、イノベイト・ブータンが主催し、オーストラリア外務貿易省の直接援助プログラムを通じて支援を受けている。

「若者の社会的起業家精神を通して伝統工芸を革新する」をテーマにしたワークショップには、国立伝統工芸研究所から約30名の若手職人が集まった。

開会式では、ブータン文化・ゾンカ語開発局長のナグショ・ドルジ氏が、ブータンの活気ある文化を守りつつ技術革新を促進することの重要性を強調した。

「これは単なる研修ではなく、新しい考えを持ち、実力をつけるための場です」と彼女は述べた。「ゾーリグ・チュスムの伝統と現代の起業家精神のツールが出会う場所です」

ナグショ・ドルジ氏は、このワークショップを通して、若者たちが伝統的な技能を地域的にも世界的にも持続可能なビジネスへと転換していくための能力を身につけることができると付け加えた。

「文化は私たちの最大の宝の一つであり、若者がその文化の将来を担っている重要な役割をもち続けるようにしなければなりません」と彼女は述べた。

このプログラムはまた、包摂性を重視し、特に女性がこれまでにも増して創造的・文化経済へ参加するよう奨励している。

オーストラリア大使館からは、戦略コミュニケーション・広報外交担当参事官のジェマ・ヘインズ氏、上級広報外交官のアディティ・マノハル氏、上級プログラム・研究官のパラヴィ・ナイェク氏をはじめとする関係者も開会式に出席した。

今後5日間、参加者は事業開発、経営、ブランド化、デジタルマーケティングといった重要な分野で実践的なスキルを習得する。研修の中心的な要素は、具体的なビジネスアイデアの開発を指導することである。

最も有望なコンセプトは、イノベイト・ブータン(技術革新を目標とするブータン)とYDFから熱心な助言および、育成プログラムを通じて、継続的な支援を受けることになる。

イノベイト・ブータンの担当者は、「このプログラムは、若者がブータン人としてのアイデンティティをもって、仕事に誇りを持って担い、経済にも貢献できる起業家になるよう手助けすることである」と述べている。

このワークショップは、起業家スキルの育成、社会的弱者のエンパワーメント、そして伝統工芸におけるイノベーションを通じたジェンダー平等の促進という3つの中核目標に基づいている。

担当者によると、この研修は新しいスキルを習得させるだけでなく、若い職人がメンターやより広い専門家グループとつながるための重要なネットワーキングの機会も創出する。

「私たちブータンの若者はすでに伝統的な技術を身につけています」と関係者は付け加えた。「今、私たちは彼らにビジネススキルを身につけさせ、芸術と工芸を守り、発展させていきたいと考えています」

ワークショップ終了までに、参加者は社会的起業家精神の基礎を習得し、デザイン思考の原則を用いて自らの工芸を向上させる方法を学ぶことが期待されている。

アイスプリント・ワークショップは、ブータンの国家目標である若者のエンパワーメント、文化の保存、そして包摂的な経済の構築に合致する。「このワークショップを通じて、ゾーリグ・チュスムの精神を未来の世代に引き継いでいくのに役立つでしょう」と関係者は述べた。