ゲレフ・チョルテンの着工式にブータン国王が出席

昨日、国王陛下がゲレフ・チョルテンの起工式(起工式)に出席された。このことは、ゲレフ・マインドフルネス・シティにとって、重要な精神的で文化的な画期的な出来事となる。

式典は中央仏教団のドルジ・ロペンが主宰した。

王室のプロジェクトとして建設されるチョルテンは、ゲレフ・マインドフルネス・シティの最重要な存在となる。チュザガン(サルパン・ゲウォ)のダワタンにある108エーカーの土地に建てられたこの建造物は、ジャロン・カショール仏塔(タシヤンツェ)をモデルにしており、縦横108メートル、高さ45メートルの大きさである。ジャロン・カショールのオリジナルの仏塔は、カトマンズ(ネパール首都)のボダナート仏塔であると考えられており、グル・パドマサンバヴァと結び付けられ、非常に大きな精神的意義を持っている。 仏教の伝統では、このような仏塔の建設は比類のない功徳を伴う行為とみなされており、その構造は経典で10の方向の仏と菩薩の集合場所として説明されている。

建設には地元の石工と工芸職人が参加し、石を主な材料として、伝統的なブータンの職人技能が確実に保存される。このプロジェクトは、カジャ・デザイン(建築設計企業)が主導している。

チョルテンの奉献に加え、国王陛下はゲレプにおける2つの主要プロジェクトのためのサチュ・ブムテル（新たな建造物の安全を祈るために、その敷地に埋める陶器の花瓶など）の設置儀式にも臨席された。

サムテンリン・ゲウォ(サルパン)のフラリ(Phulari)に建設予定であるゲレプ・ゾンは、歴史のあるリンプン・ゾン（パロ・ゾン）からインスピレイションを得ている。またゲレプ・ゾンは、ゲレプ・マインドフルネス・シティの景観に象徴的な建造物の一つとなることを目指しており、ブータンの文化と建築の遺産を体現している。

中心街にあるゲレプ・スクールは、就学前から6年生までの生徒を対象とする昼間スクールとなる。ドゥク・ギャルポ研究所の認可を受けたブータン・バカロレアのカリキュラムに従い、外国直接投資によって建設される。 ゲレプ滞在中、国王陛下は地元社会の代表者との謁見を許された。