3. 教育行政と管理
ブータンの教育行政の責任は、教育省(MoE)、王立教育評議会(REC)、ブータン学校試験・評価審議会(BCSEA : Bhutan Council for School Examination and Assessment) 、労働人的資源省(MoLHR : Ministry of Labour and Human Resources)、高等教育機関、 ゾンカク、トムデ(Thromdes)、ゲウォ(Gewogs)、各学校の間で共有されている。 僧院教育は、中央の僧院本部と、個人的に管理されている独立した僧院と尼僧院の間で責任を共有されている。
教育省は、初等教育と中等教育を含む学校教育、非正規および継続教育の政策立案、計画および管理を担当している。 教育省はまた、国外の学部奨学金、および高等教育に関わる政策の設計とその実践を行っている。 BCSEAは国による教育の評価を行うが、王立教育評議会はカリキュラムの開発とその調査評価を担当する。
ゾンカクとトムデの地方行政は、正規と非正規の両教育部門でその責任領域を任されている。その責任領域には、学校施設の建設と維持管理、教育用教材の供給、ゾンカク / トムデ内での教員の配置、および 国の政策実行などが含まれる。ゾンカクとトムデの教育事務員は、これらの責務を果たすことに務める。そのすべて人は、それぞれの関係機関に報告書を提出している。
労働人的資源省は、クラスXの卒業生に、技術・職業的教育と訓練を提供する責任を負っている。 同様に、高等教育機関は、クラスXIIの卒業生に高等教育プログラムを提供する責任を負っている。
以下にブータン教育省の組織図を示す。
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