3番目のゲートウェイは交渉のテーブルで滞る

2022年4月11日

フブ・デム

 2011年以降、ブータンは別の国際ゲートウェイを推進するテーブルに就いているが、交渉は滞っている。

 3番目のインターネット国際ゲートウェイ(IIG)はこの国にとって、情報技術(IT)、IT対応サービス、雇用創出、等のための外国への直接投資の魅力的な目標になっている。

 ただし、冗長性、信頼性、安全性、価格の問題は、ICTの力での国のデジタル変身の夢を活かすための大きな課題である。

 10年以上経った今でも、ブータン人は新しい接続に期待を寄せている。

 バングラデシュは、10Gbpsの国際専用回線を1Mbpsあたり3米ドルの友好的な料金でブータンに提供することを確約した。

 IT業界の人々は、バングラデシュが提供する友好的な料金を「前例がない」と呼び、インドからの前向きな交渉と友好的な料金を期待している。

 インドの関係当局との交渉が進行中である。

 

クアカタ(バングラデシュ)との新たな接続

 政府は、(ゲレフ)ー(アガータラ)ー(コミラ)ー(クアカタ)ー(シンガポール) のリンクを介して、新しい接続を提案している。 3番目のIIGのルートは、(ゲレフ)ー(アガータラ)、(インド)―(コミラ)、(バングラデシュ)―(クアカタ)、(バングラデシュ)ー(シンガポール) として最終決定された。

 情報通信省の関係者によると、クアカタはSEA-ME-WE5海底ケーブルの着陸ステーションであり、コックスバザールはSEA-ME-WE4海底ケーブルの着陸ステーションである。

 SEA-ME-WE 5(SMW5)は、シンガポールから中東、西ヨーロッパのフランスからイタリアまで、中継点(POP)を介して17か国を接続する20,000kmの海底ケーブルシステムである。東南アジアー中東―西ヨーロッパ4(SEA-ME-WE 4、SMW4)は、東南アジア、インド亜大陸、中東、ヨーロッパ間の主要なインターネット・バックボーンを提供する18,800kmの海底ケーブルである。

 関係者によると、SEA-ME-WE5はSEA-ME-WE-4よりも容量が大きいため、3番目のゲートウェイとしてSEA-ME-WE5海底ケーブルのクアカタが提案された。さらに、インターネットおよび電話サービスプロバイダーは現在、既存の国際リンクでSEA-ME-WE-4を使用している。 「SEA-ME-WE-5を介した接続により、海底ケーブル接続の冗長性も実現できます」

 電気通信局との会議中に、3番目のゲートウェイを実装するために5人の国際長距離通信(ILD)オペレーターの支援を提案したが、提供された料金は既存のものよりも高かった。

 ブータンはバングラデシュの確認をインド政府と共有し、ILD事業者に、フルリンクの価格が4米ドルから4.5米ドルまでの料金になるように、さらにコストを下げるように要求したことがわかった。

 ブータンには、国際インターネットゲートウェイを備えた3つの全国的なインターネットサービスプロバイダー(ISP)がある。ブータン・テレコム、タシ・インフォコム、ナノ(NANO)である。それらはすべて、インドのシリグリ通信ルート(corridor)を通過する。シリグリでのひとつの事故は、ブータンへの一次接続と二次接続の両方の信頼性問題を引き起こす引金となる可能性がある。

 多くの人が、昨年5月21日に最大のインターネット・サービスプロバイダーであるブータン・テレコムが停止して、インターネット回線使用不可になったことを思い出す。これが、シリグリを介した1番目と2番目のゲートウェイがダウンした場合のバックアップに、3番目の国際ゲートウェイを確立することが不可欠である理由である。

 IT専門家のツェリン・シゲィ・ドルジ氏は、バングラデシュのような友好的な料金を確認することで、国際的なインターネット・バックボーンに適切な冗長性が得られると述べた。新しいリンクは信頼性を向上させ、コストを削減する可能性があるため、ブータンにとって非常に役立つだろうと彼は述べた。

ナノのツェリン・ノルブ氏は、新しいリンクにより、現在の回線で、接続不能が発生した場合の国際接続の信頼性が向上すると述べた。 「バングラデシュは低料金ですが、インドに沿ってブータンに到達するための接続には別の料金がかかります」

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