すべての学生は平等な支援を受けるべき(社説)

2022年4月26日

 2021年度の全体的なクラスX試験の結果は、過去11年間で最低であった。 2020年度より26.45%低下し、合格率は70.12%であった。

 教育関係者は、合格率の低下は、学生が各科目に合格するために連続的な評価と試験の両方で40%を獲得することを要求した新しい評価基準に因るものであると考えた。彼らはまた、昨年の問題とカリキュラムは能力に基づいていると述べた。

 評価基準の変更に加えて、パンデミックもいろいろ良くない結果を生じさせる原因となった。それは彼らのクラスを混乱させただけでなく、彼らの試験スケジュールも混乱させた。ほとんどの学生は試験に参加したときに、コービッド-19の検査で陽性であったか、一次および二次接触者であった。したがって、希望する合格率の有無にかかわらず、学年度を通じてうまくやり遂げることは成功と見なされるべきである。

 クラス10の試験結果が多くの生徒の運命を変える可能性があった過去とは異なり、生徒は同じクラスで繰り返すか、政府の奨学金で公立または私立の学校に吸収されるようになった。

 これは、学生たちが自己満足に陥らせるためではなく、試験を通過できなかった3,749人の学生に、学校に戻るか他の職業訓練を求めるように促すためである。

 すべての学校が学業成績の上位者の写真を公表しているが、失敗した生徒の問題を理解し、支援を提供することも同様に重要である。

 当初、統一試験は高校生を選別するためのものでした。これは、全国の学業の均一性を維持するのに役立ち、現在は、学校、教員、および学生のチェック・ポイントとして機能している。

 先進国では時代遅れと見なされている試験のシステムにより、新しい評価基準は歓迎されている。私たちは常に、1回の試験に基づいて学生を評価することの正しさに疑問を投げかけてきた。多くの人は、学年末の1回の試験は学生の正しい評価ではないと信じている。

 私たちの教育システムは進化しており、それを今日的な意味をもつための努力がなされている。

 国の教育政策を採用することはできなかったが、昨年、新しい通常のカリキュラムの枠組みと新しい評価システムを取入れて、17冊の教科書が改訂された。金融リテラシーは多くの学校に含まれた。

 情報通信技術(ICT)ラボは、多くの学校に設立された。デスクトップとラップトップのパソコンが配布された。ブータンの子供たちへの国王陛下からの贈り物であるコードモンキー(子供向きのプログラミング言語)は、学生が科学的な好奇心を育むのを助けている。

 多くの教育者は、教育とブータンのバカロレア制度(大学入学者選抜試験)のための先見の明のある実行可能なロードマップを準備するために、期限付きの教育改革評議会の設立を命じたロイヤル・カショ(国王の命令)に希望を抱いている。

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