東京パラリンピックでブータンの選手たちは自身の新記録を出した
2021年9月6日
最初のパラリンピック参加において、ブータンの3人のパラリンピック選手たちはそれぞれ新しい自身の記録を出した。
ブータンの大会最後の競技となる9月4日に、パラアスリートのチミ・デマ選手がオリンピックスタジアムで行われた女子F40砲丸投げ競技に参加した。
チミ・デマ選手は、自身の最高記録の4.51メートル(m)を破り、5.04mの新記録を出した。彼女は9人の参加者の中で最後になった。
チミ・デマ選手は、ベストを尽くしたと話した。 「これは最大の競技です。他の人と戦うためには、さらにトレーニングをし、もっと一生懸命プレイしなければならないことを学びました」
彼女はまたこの大会に戻ってきて、一生懸命プレイしたいと言った。 「いつの日か、ブータンもメダルを獲得するでしょう。私たちは楽観的でなければなりません」
「日本は先進国であり、この大会の準備は完璧だった」と彼女は語った。
9月3日、パラ・アーチェリー選手のペマ・リクセル選手は、男子リカーブ個人アーチェリーの勝抜き戦予選でロシアのキリル・スミルノフに敗れた。しかし、ペマ選手は3セットのうちの1つを勝利した。夢の島公園アーチェリー場での8月27日の順位予選で、彼は720点中523点を獲得した。
9月4日、パラアスリートのギェルツェン選手も、オリンピック・スタジアムで行われた男子F40砲丸投げ競技で自身の記録を更新した。 ギェルツェン選手は6.31mを投げ、以前の記録である6.29mを上回った。
第16回目のパラリンピック大会では、163か国から4,537人のパラアスリートが参加し、22の種目が行われ、19の会場で539のメダル競技が行われた。 東京2020パラリンピックは8月24日に始まり、昨日終了した。
チーム中国は207個のメダルを獲得し、続いて英国と米国がそれぞれ124個と104個のメダルを獲得した。
SAARC (南アジア地域協力連合) 加盟国の中でメダルを、インドは19個、スリランカは2個、パキスタンは1個を、それぞれ獲得した。
選手たちは9月13日に帰国する。
編集:ツェリン・パルデン