首相はワクチン接種に関する政策のさまざまな質問に回答

 2021年 7月 20日

ヨンテン・ツェドゥ

 人々に予防接種を受けるよう説得するために、ロティ・ツェリン首相は昨日の夕方に2時間以上に亘って話をして、2回目の集団予防接種キャンペーンに関する人々からの37以上の質問に答えた。

 医療専門家として、首相は最初にアストラゼネカ・ワクチンを投与した後、2回目の接種としてモデルナ・ワクチンを選択した理由は、ミックス・アンド・マッチ方式の有効性のためであると述べた。

 首相は、Covid-19ワクチン接種に対する多くの異種混合(ミックス・アンド・マッチ)方式のうち、ブータンで推奨された方式は科学的証拠と研究に裏打ちされたものであると説明した。

 首相は、政府と国の専門家が推奨しているのは、アストラゼネカ(1回目の投与)の後の2回目の投与として、モデルナ・ワクチンを交差させることであると述べた。この方式は、特に今日のわが国で優勢な変異株であるデルタ変異株を含むSARS-CoV-2ウイルスの新たな変異株に対してより効果的であることが証明されていると彼は述べた。

 「これが、私が最初のアストラゼネカ投与の後の2回目の投与として、モデルナを接種した理由です」と首相は述べた。 「安全なワクチンを使用して、最大限の予防をしたかったのです」

 首相は、政治家として、目立とうとするために、またはいかなる他の理由でも、交差ワクチンを選んだ訳ではなかったと言った。 「そのために自分の命を危険にさらすことはありません。 専門家および医療従事者として、私はワクチンの有効性よりも政治を優先することはできません」と、述べた。

 首相は、アストラゼネカとシノファームのワクチンを交差させることも異種ワクチン接種の方式であったが、ミックス・アンド・マッチ(混合と適合)の方式は研究されておらず、証拠に裏付けられていないと付け加えた。

 首相は、国内でさまざまな種類のワクチンが利用できるようになった現在、政府は人々に選択肢を与えていると付け加えた。 「しかし、あなたが疑わしいと感じたとしても、アストラゼネカの1回目の投与の後の2回目の投与として、有効性がはるかに高いために、モデルナ・ワクチンを接種してください」と首相は述べた。

 首相によると、シノファームまたはアストラゼネカのワクチンを2回続けて接種した多くの国では、mRNAワクチン(ファイザーまたはモデルナ製)の3回目の接種を期待していた。

 

国民のワクチン接種資格

 国内の18歳以上のすべての成人がCovid-19ワクチンを接種する資格があると首相は言っている。これには、妊娠中または授乳中の母親、併存疾患のある人、リスクの高い地域またはロックダウンされている人、アルコール依存症の人、または検疫施設に入っている人が含まれる。

 首相は、医学的には、妊娠中または授乳中の母親にとって、Covid-19ワクチンが安全ではないという悪い兆候はないと述べた。 「私たちの最初の投与の間、妊娠中の女性と授乳中の母親は、ワクチンの有効性を研究するために実施されたテストに含まれていなかったため、ワクチンを投与されませんでした」

 Covid-19ワクチンが最初に使用されてからほぼ7か月の間、妊娠中および授乳中の母親にワクチンによって誘発された合併症の報告はなかったと、首相は述べた。

 首相はまた、併存症のある高齢者は、申し出て、ワクチン接種をなるべく早く受けるよう促した。

 「最近、プンツォリンで83歳の女性を亡くしました。彼女には複数の病状があって、ワクチン接種を受けていませんでした」と首相は言い、調査の結果、彼女の病状と、外界との接触を最小限に保つことを考えて、その女性はワクチン接種を受けるべきではないと考えた、と故人の家族は述べた。

 「もし彼女が予防接種を受けていたら、予防接種によって死亡率がほぼ90%減少するので、彼女は今日私たちと一緒に生きているでしょう」と首相は語った。

 首相によると、現在ウイルスに感染している人、アナフィラキシー(ワクチン接種によって起こる副反応の病気の一つ)やワクチンに対する重度の反応のある人、インフルエンザのような症状のある人を除いて、残りはCovid-19ワクチンを接種する資格があるという。

 現在病気に罹っている患者とインフルエンザのような症状のある患者の場合、予防接種日は延期される。 しかし、彼らは後日彼らのワクチンを受け取ることになる。

 現在隔離中の人々も、検疫期間の終了時にワクチンを接種される。

 リヨンチェンは、最初の投与から長いギャップがあった後でも、2回目の投与がまだ有効であるかどうかについて多くの疑問を投げかけ、将来の保護のための抗体の開発に関して、点でのワクチンの接種の遅れは心配ではないと説明しました。 「ここでの唯一のリスクは、この期間中に人々が感染にさらされることです」

 

規制緩和

 変異株への疑念に加えて、昨夜の2時間のライブFacebook会話での最大の懸念の1つは、ワクチン接種後の緩和策であった。

 首相は、既存の感染防止規定におけるある程度の緩和が行われることを保証した。 しかし、緩和は、政府が大衆キャンペーンから目標としていたワクチンの接種完了範囲と集団免疫達成度会に依存すると述べた。

「 80%以上の達成度で必要な集団免疫を達成できれば、間違いなく緩和策が実行できるでしょう」と首相は述べた。 「月末までに、Covid-19に対する集団免疫を達成した世界で最初の国の1つになるチャンスがあります」

 ツェリン・パルデン 編集

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