自分の身をコービッド-19から守ろう(社説)

2021年7月19日

 待ち続けることが終わりました。最初のワクチン投与から丁度115日または16.4週間後、ブータンは接種資格のある国民全体に2回目の投与を接種する準備ができました。ワクチンが発送され、ワクチン接種センターが準備され、接種時間と接種場所について国民は知らされました。

 随分長い間待っていました。3月の最初の投与から8〜12週間以内に2回目の投与を開始する計画でした。しかし、私たちの手に負えない状況によって、2回目の投与が遅れました。幸いなことに、16週間待たされたことは、手遅れではないと、科学は私たちに確信をもたせてくれました。すべての準備が整ったので、今度は人々が自分の役割を果たす必要があります。

 他の人を励ましたり、他の人々をコロナウイルスから防護するのを助けたりしないにしても、私たちは皆、出向いてワクチンを接種するべきです。今のところ、予防接種が唯一の希望であり解決策です。首相が率いる約600人のボランティアが昨日2回目のワクチン、それは混合ワクチンであったが、その接種を受けました。ボランティアはモデルナのワクチンを接種しました。それらのすべての人は最初の投与においては、アストラゼネカのものを接種していました。

 ワクチンを混合するリスクについての最近のニュースに不安を感じた首相は、人々を激励し、ワクチンを混合しても安全かどうかを疑う人を安心させるために、モデルナのワクチンを接種しました。昨日の時点で、軽度のイライラ感をもつことを除けば、重度の副作用を訴える人は誰もいませんでした。多くの人がソーシャルメディアを使用して自分の経験を共有し、人々にワクチンを接種するように勧めています。

 国として実例によって導入された混合適合ワクチンを支持する首相は明日、キャンペーンを本格的に展開します。接種対象となるすべてのブータン人がワクチンを期待していると推測できます。 コービッド-19、特にデルタ型変異株が、最近それも先月に、近隣諸国でいかに大混乱を引き起こしたかを目の当たりにして、ワクチンがいかに人々を病気から守ることができるかを多くの人が確信する必要があります。人々が感染するのを防げなかったとしても、入院や死亡のリスクが大幅に減少しました。これは科学的に証明されています。 2回目の投与を展開した国は、すべての人々への制限を解除しています。一方で、多くの政府は、国民を保護するためのワクチンの調達に失敗したことで苦労している、または非難されています。

 私たちはワクチンを持っています、問題としては、ワクチンの選択です。そして、私たちはワクチンなしでは、私たちがどれほど脆弱であるかを見てきました。私たちは先週、最初の投与を受けていなかった80歳代の人を失いました。コロナ対策として多くの制限が設けられているにもかかわらず、私たちはますます多くの感染症例を見ています。唯一の希望はワクチン接種であり、集団免疫が達成できれば、より安全になります。

 ワクチン接種のために袖をまくり上げるのを待っていると、混合ワクチンの危険性に関する最近のニュースに悩まされている人がいます。繰り返しになりますが、コービッド-19に対する混合と適応化したワクチンは新しいものではありません。より厳しい健康基準を持つ国を含む多くの国がそれを使用してきました。噂が広かり易い社会では、噂が広まると人々は混乱する可能性があります。ワクチンを接種したり、ワクチンを混合したりすることで、ワクチンが原因で死亡する人々よりも、コービッド-19から集団で保護できるという証拠がたくさんあります。医療分野の首相は、2回目の接種で1回目と異なったワクチンを接種する最初の人になることを選択しました。これは疑っている人を励ますはずです。

 最近広まっている噂は、人々がワクチン接種を受けないことを選択した場合でも、彼らは検疫または治療の費用を支払わされるだろうということです。私たちが有望な2回目の投与を展開し、人々を保護しようとしているときに、この噂はおそらく広める価値があります。

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