最初の観光旅行者が来週ブータンに到着
2021年8月6日
ヤンチェン・C・リンジ
パンデミックにより観光産業が打撃を受けてから1年以上が経ち、来週、国は最初の一人の観光客を迎える。
代理店を通じて国を訪れる一人のアメリカ人観光客は、8月9日にブータンに到着する。これは、その観光客にとって2度目のブータン訪問となる。
国内で最初のCovid-19症例が、アメリカ人観光客の中で検出されて以来、政府は観光客の入国を禁止した後、29,937人の観光客が徐々にブータンを去った。 最後の観光客は2020年3月24日に、ブータンをさった。
政府との幾度かの話し合いと検討の後、ブータン政府観光局(TCB)は、現在、ブータンを訪問する観光客の申請を受け付ける。観光客は、認可されたブータンの旅行業者を通じて申請する必要がある。
TCBの関係者は、観光客は21日間の強制検疫に同意し、特定の条件に従う必要があると述べた。 「観光客はまた、Covid-19の制約に従って、検疫費用とすべての検査を負担しなければならない」と当局者は述べた。
来週、最初の旅行者を扱う旅行業者は、その旅行者がブータンに来て、ブータン国内を旅行する限り、21日間の検疫所に隔離されることに同意したと述べた。
21日間の検疫期間中であっても、観光客には1人1泊あたりの持続可能な開発費が課されることが決定された。観光客は、リスクの高い地域からリスクの低い地域に旅行する場合も、7日間の検疫に従う必要がある。
ただし、海外からの観光客に適用される1人あたりの最低1日あたり250米ドルのパッケージ料金は、強制検疫終了後にのみ適用される。
一方、ブータンを訪問したい観光客は、出発国において出発時刻から遡って72時間以内にRT-PCR検査を実施したことを、認定された研究所によって発行されたCovid-19陰性証明書を作成しなければならない。
また、空路でブータンに入り、十分な保険をかけていることを、望まれていることもわかった。観光客はまた、2度の用量のCovid-19ワクチンを接種することが奨励されている。
ロティ・ツェリン首相は、政府は観光客の訪問を止めたことは一度もないと述べた。 「観光客は大歓迎ですが、強制検疫を含む厳格なCovid-19感染防止ガイドラインを守って頂きたい」
首相は、21日間の検疫には例外的な対処はなく、観光客は、ブータンに戻ろうとするブータン人と同じように、指定された検疫施設を通過しなければならないと述べた。
検疫を完了すると、観光客は、Covid-19の検査で陰性である限り、その国に滞在したい期間を決めることができる。
「しかし、予防接種についての状況や要件、または予防接種パスポートの基準についてはまだ決定していません」と首相は述べている。 「これは、Covid_19対策における緩和政策についてまだ何も話し合っていないためです。 今のところ、既存の感染防止対策の取決めに従う必要があります」
首相は、国にとって、その人がウイルスに感染しているかどうかを確認するための検疫が重要であると述べた。 「Covid-19検査は、その人が以前に陰性であったとしても重要です」
一方、外務大臣兼TCB議長であるタンディ・ドルジ博士は、TCBもルート・パミット(通過許可証)について話し合い、検討していると述べた。
彼は、ルート・パミットは、観光客が制限区域を除いてある場所から別の場所に旅行する許可を必要とする追加の要件であると述べた。
「私たちは、制限区域のリストを特定するためのガイドラインと標準的な操作手順を考え出すために検討し、議論しています」と彼は言った。 「これが行われ、政府によって承認されると、観光客はルート・パミットを必要としません」
タシ・デマ:編集