ブータンは国際生物多様性ディを守る
2020年 5月23日
チョキ・ワンモ
レッサーパンダ:国際自然保護連合(IUCN)による絶滅危惧種の一つ
魚を食べようと何度も試みてうまくいかず、最後にはユニークな生息地で、昆虫や草の餌を頼りにする1羽のシロハラサギの写真は、生息地のカテゴリーで最優秀写真賞を獲得した。
昨日ブータンは、Covid-19パンデミックの影響により、オンラインで写真コンテストを行って、国際生物多様性ディ(IBD)を守った。
テーマ:「私たちの解決策は自然の中にある」として、写真家のパブ・ドルジ氏は、絶滅危惧種が生き残るために、自然は他の生息地を与えたり、自然の生息地を変化させたりすることで、解決策を提供していると述べた。
今年のテーマでは、希望、連帯、そして自然と調和した人生の未来を築くためにあらゆるレベルで協力すること、などの重要性を強調している。
約111人の参加者が、野生生物、抽象、生息地、自然環境に基づく解決方法、などのさまざまなカテゴリーで266枚の写真を国家環境委員会(NEC)に提出した。 参加者のほとんどは、ツアーガイド、森林警備隊員、大学生であった。
NECの関係者は、若者の間で自然写真を通して、自然保護を奨励する若者やアマチュアの参加者からのワクワクさせる応募があったと述べた。
NECとUNDP(United Nations Development Programme)ブータンとの協力による取り組みは、生物多様性問題の認識と理解を高め、危険な兆候の増加に直面している国の生物多様性に対する認識を高めることが期待されている。
UNDP、国立生物多様性センター、NECなどの専門家が、応募された写真を審査した。
生物多様性年次総会(CBD)の報道発表では、次のように述べられている。「国際社会は自然界との関係を再検討するように求められている中、確実なことが1つあります。すべての技術の進歩にもかかわらず、私たちは、水、食品、医薬品、衣服、燃料、住まいとエネルギーは、完全に、健全で、活力のある生態系に依存しています」
今年は、考察、機会と解決策についての重要な年であるー生物多様性に関する2011〜2020年の戦略計画とその20の愛知生物多様性目標のための最終期間; 2011年から2020年の生物多様性に関する国連の10年の終わりの年、2020年以降の世界的な生物多様性の枠組みを支援する最高レベルでの行動の緊急性を強調する国連生物多様性サミットの年、など。
国連は、生物多様性問題の理解と意識を高めるために、2000年5月22日に、国際生物多様性ディを宣言した。ブータンは1995年以来、国際生物多様性会議のメンバーである。