ハは花展示会の準備ができているが、控えめである
2020年8月10日
訪問者に制限はないが、満員は避ける
フブ・デム |ハ
パロからその南方に高く見えるチェレラ峠から、その反対側に下りながら眼下に広がるゾンカクを見ると、ハはエキゾチックで、さわやかな景色を見せてくれる。
ハは気温が穏やかで、夏の猛暑を逃れるのに理想的な場所である。眠っているような小さな町に入ると、歩道は多年草の花でいっぱいである。ゴム長靴の役人は彼らの担当の場所で最後の仕上げをしている。ハは、果てしなく続くトラックが花を運び、道路を整備する、排水溝と水路の壁を固定する、植物への水やりをするなどで、忙しくなっている。
神聖なラカン・カルポから、最長の壁画までの彩色を行い、ジンチュパンには巨大なハーブ・ガーデンや鉢植の庭を作り、ハーの周りの隅々が飾られている。
3日後には、ブータン王立花展示会(RBFE)が一般公開される。しかし、町の美しさを鑑賞したり、花の香りを嗅いだりするために展示会に出席する人はあまり多くはない。
地域社会への感染のリスクを考えると、展示会の背後にいる人々は、多くの訪問者を歓迎していない。ハの知事(ゾンダク)であるキンザン・ドルジ氏は、「客を招待することはしない」と述べた。展示会はソーシャルメディアでライブ中継され、全国テレビで放送される。
ただし、ハ・ゾンカクは訪問者を制限するものではなく、人が過密にならないように望んでいるだけである。展示会は8月14日から10日間開かれる。
デジタル・メディアと人工知能(AI)を最大限に活用するための試みとして、Covid-19パンデミック中の展示会として、無人ドローンとGoogleストリート・ビューを使用して、監視している人に、仮想現実的な感覚を与える。
他の5つの展示会とは異なり、訪問者は4つの主要な展示場と57の他の展示場所を目撃できる。これらは学校、教育機関、僧院、ハ・ゾンカクの部局長によって開発された。
ゾンダクによると、多数の会場は、過密を避け、社会的距離を維持するために訪問者の間隔を広げることが不可欠であった。「会場の各入口には手洗い設備があります。当局者は、ハ・ゾンカクに入る際に、訪問者の体温をチェックします」と、ゾンダクは言った。
展覧会のより広いテーマ ー美しく、ユニークで、持続可能ー を考慮して、ハは5つの公衆トイレを建設し、犬の不妊化キャンペーンを完了し、恒久的な構造物を建設した。
ゾンカクはまた、訪問者にトレッキングを奨励するために、ノブツョナパタ、メリ-プエンサム、ランクツィット・ナイなどのトレッキング・コースを整備した。
キンザン・ドルジ知事は、展示会の設立と取組の全体が、ハを潜在的な観光地として準備することにも、目的が一致していると語った。
第6回ブータン王立花展示会に続き、ハ・ゾンカクは来年から毎年7月に恒例のハ・フラワー・ショーを開催し、その後、ハー・サマー・フェスティバルが続く。