12次計画での貧困格差の縮少

2019年1月2日

 「1つのゲオに1つの農産物」(OGOP:One Gewog One Product)プログラムは、第12次計画で貧困を撲滅し、不平等を減らすための2つの主力プログラムの中の1つとして特定されている。

 先月、GNHC(GNH評議会)が承認した第12次計画では、DNT(与党)の貧困格差を狭める、あるいは貧困を撲滅し、不平等を根絶することが、17の重要な結果分野の1つである。

 王妃のプロジェクト事務所において実施されたOGOPは、ゾンカク全体に渡っての農村コミュニティの生計を向上させるために、収入を生み出す機会を提供することである。 このプログラムは、収穫後処理と農産物のパッキングの準備と生産を行うためのコミュニティの能力を強化する。

 第12次計画の新機能である主力プログラムは、多部門間の協力と調整のための正式なメカニズムを提供することによって、協調的かつ総合的な手法で優先度の高い国内問題に対処するための政策的介入である。

 貧困を削減するためのもう1つの主力プログラムは、公共の施設と設備の提供、および生計の源の強化と多様化を通じて、高地コミュニティの生活水準を向上させるための全国高地開発の主力プログラムである。

 地方自治体によって実施される、この国内重要成果地域で達成するための第3のプログラムは、高地企業の育成、ヤクと羊の供給、および高地住民のための健康、教育、その他の施設の改善を目的としている。

 この国内乗用成果地域は、計画目標の達成に向けて貢献することを目的とした、国家レベルの開発成果である。

 第12次計画の目的は、「公正な調和のとれた持続可能な社会、強化された分権化」であり、誰も置き去りにしないこと、国民の裕福と貧困の差を縮め、公平と正義を保証するという原則に支えられている。

 この計画は、公正社会を、すべての市民が個人と国家の願望を追求し実現するための資源と機会への平等なアクセスを持つ社会として定義している。 貧困と不平等を減らすことは、公正社会を築くための優先事項の一つである。

 この目標を達成するために、政府は貧困層をターゲットにし、幅広い社会的投資を継続し、そして具体的な政策措置を実行する。

 委員会は最も脆弱なグループを特定し、収入を稼ぐ能力を高め、彼らの生活水準全体を向上させるためにニーズベースの介入を目標とする。

 焦点は、スキルの向上と能力開発を通じた収入創出の機会の創出、食料安全保障の確保、およびこれらのグループの健康と全体的な幸福を改善するための行動を確実に実践することである。

 政府は、保健、教育、農業の分野で、中央機関と地方自治体の両方による幅広い社会行政部門のプログラムを継続する予定である。 焦点は、提供されるサービスの全体的な質の向上を追求することと同様に、社会サービスへの公平なアクセスを強化することにある。

 貧困の高い出現率をもつゾンカック、ゲオック、トムデが十分な資源を享受できるようにするために、地方自治体間の資源配分を決定するための基準として貧困を用いるものとする。

 国内労働力の全国最低賃金率を見直すものとする。

 出産の最初の数ヶ月間の農村地域の女性のための手当もまた調査検討されるものとする。 特定された学校や教育機関で貧しい子供たちに栄養価の高いお弁当を無料で提供するなどの政策も検討されるべきである。

 手の届かない地区や集団に専門的なサービスを提供するために、設備の整った恒久的な移動医療チームを設立する。 非公式部門を保護し支援するための努力も行われるであろう。

 目標は、健康、教育、生活水準の向上を通じて、あらゆる形態の貧困を根絶することによって、一般市民の生活環境を改善し、貧富の差を縮めることである。

 「また、収入と消費の格差、健康や教育などの重要なサービスへのアクセスなど、さまざまな形の不平等を減らすことによって包括的な社会を構築することを目的としている」と第12次計画の文書は述べている。

 わが国は、継続的な計画を通じて、所得と多次元の両方の貧困の発生を減らすことができた。 全国の貧困率は、2007年の23.2%から2017年には8.2%に引き下げられた。同じ時期に、農村部の貧困は30.9%から11.9%に減少し、都市部の貧困者の割合は2%から0.7%に減少した。

 2017年の最低生活貧困または極度の貧困の発生率は1.5パーセントであった。多次元貧困は2012年の12.7から2017年の5.8パーセントまで半減した。

 国内の所得格差のレベルを測定するブータンのジニ・スコアは、2012年の0.36と比較して、2017年には0.38に増加した。ブータンのジニ・スコアは、驚くべきことではないが、既存の政策とプログラムの評価 開発の恩恵は公平に共有されており、機会 (chance)と富(wealth) への異なるアクセスから生じる不平等は最小限に抑えられている。

 政府の広報官で外務大臣タンディ・ドルジは、過去の計画期間とは異なり、第12次計画期間は、主に新政府の任期に合わせるため、2018年11月1日から2023年10月31日までとなると述べた。「同様に、将来の計画は、政府が計画の実施を完全に監督できるようにするために、次期政府の任期に従う」

 これまでで最大規模の5ヵ年計画は3,110億Nu.の予算であり、今日から始まる国会で提示されるであろう。

 ツェリン・パルデン

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