BHUTAN-1が宇宙に飛び出す

2018年6月30日 トップ記事

 ブータンの最初の人工衛星キューブサットBHUTAN-1は、昨日の午後、国際宇宙ステーション(ISS)に向かって地球を離れた。
 情報通信省の大臣、同次官や関係者は、ユーチューブとNASAテレビ上の実況放送の衛星打上げを興奮しながら見守った。 スペースX ファルコン 9ロケットとBHUTAN-1を搭載したドラゴン宇宙船が、米国フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から持ち上げられたとき、集まった人たちは歓声を上げた。

 打ち上げの約30分前に停電が起き、映像の上映を気にしていた役人が、電話をかけていた。 電気の復帰後、約50人の人々が歴史を目の当たりにするために集まった会議ホールのスクリーン上に、映像ショーが表示された。
 BHUTAN-1は、国際宇宙ステーションに月曜日の朝、到着する。
 BHUTAN-1は、フィリッピンとマレーシアのキューブサットBIRDS-2、5,900ポンド以上の研究用ハードウェア、乗組員用品、およびISSのための予備部品等を含む他の積載物とともに、打ち上げられた。

 BHUTAN-1は、九州工業大学において、ブータンの技術者がBIRDS-2プロジェクトで修士の学位を取得する研究の一部として開発したものである。
 BIRDSプロジェクトは、日本が支援している非宇宙開発国の国境を越えた学際的な衛星プロジェクトである。
 BHUTAN-1はISSにしばらく留まり、今年8月に他のキューブサットと地球の低軌道に放出される。 BHUTAN-1が放出されると、BHUTAN-1は機能を発揮し、情報通信省の地上局から追跡可能となると、同省報道発表で述べられた。

 衛星は地上約500kmから1,500kmの低高度で動作する。 衛星に固定された2台の高性能カメラを使って、国の高品質の写真を撮り、氷河、湖、森林の状態を調べるのに役立ち、基本的な通信サービスを提供し、衛星の放射効果を研究する 。
 BHUTAN-1は、各回3〜4分かけて、1日に4〜5回ブータン上空を回る。 BHUTAN-1の寿命は6〜9ヶ月である。
 情報通信省の関係者は、「衛星は最後に処分される」と述べた。 しかし、情報筋は、衛星は1〜2年使える可能性があるとしている。

 エンジニアの訓練からナノサットの打ち上げ、国内の地上局の建設までのプロセスについての当初の見積りは、およそ28万米ドルであった。
 2016年11月に始まったBIRDS-2プロジェクトで技術者たちは、フィリピンとマレーシアからの参加者とともに、1U(10 x 10 x 10cm)のキューブサットを3台作った。
 国の放送局は、インサット通信設備を使ってBBSテレビを全国に放送するために、毎年約950万Nu.を費やしている。 ブータンテレコムは通信サービスを提供するために、毎年約300万Nu. を投資し、水力-気象サービス局は、GLOF早期警戒システムのために、毎年約120万Nu. を支払っている。

 ツェリン・パルデン

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