ブータンのジェンダー格差が広がる

2018年1月4日 ニュース

 144カ国のうち124位にランクされた世界のジェンダーギャップ報告書(GGGR)2017によると、ブータンはここ数年、ジェンダー格差が増加している。(訳者注:ジェンダーギャップ:男女の性差による社会的役割の価値観の格差)
 これは2016年の第121位、2013年では、136カ国の93位にランクされていた。

 報告書によると、ジェンダーの極度の落ち込みは、女性の政治的権利拡大の分野にあったという。 「女性への政治的権利移譲の得点は変わらない」と述べた。

 政治的権利拡大については、ブータンは144カ国中134位にランクされた。
また、ブータンのジェンダー格差は、専門職や技術職、推定所得、健康寿命、基本的な識字率などの面で拡大していると述べている。

 しかし、報告書によると、この格差は、立法者、高官、経営者などについて著しく増加したことによって部分的に、釣り合いが取れていると述べられている。
 GGGR 2017は、政治的権限移譲、教育達成、健康と生存、経済的参加と機会の4つの次元を用いて、ジェンダー格差を研究した。
 ブータンはその指標が0.056と評価され、政治的領域における代表制に最大の格差を示した。

 ブータン・女性政治的権限拡大ネットワーク(BNEW)事務局長、フンチョク・チョデン氏は、政治的代表とランキングのため、ジェンダー格差の全体的な格付けが低下したと述べた。

 「政治における女性の権限拡大は、ジェンダー格差を研究する重要な指標です。 これは、社会が指導者の地位で女性を受け入れる準備ができているかどうかを示しています」と彼女は述べた。
 彼女は、女性と子供のための国家委員会、BNEWと政府等が行った努力によって、状況が改善される可能性があると付け加えた。 「緊急発効的な対策など一時的な対策を講じなければ、格差を縮めるチャンスはより少なくなるだろう」

 ブータンには国王によって指名される特別国家評議会議員2人と国民議会議員47人の中の4人しかいない。
 BNEWの記録によると、この国は指導者の地位の最低の女性の代表として、2人のゾンダク(ゾンカク知事)を置いている。 公務員には女性次長はいない。
 ブータンのジェンダー格差指標として、経済的参加と機会が0.64%、教育達成度と健康と生存率が0.9%となった。

 報告書によると、教育達成度では123位にランクされている。
 ブータンでは、人口の66%が識字者であり、女性は60%、男性が73%である。
 初等教育への入学率は男性と女性の間でほぼ同じであるが、女性の中等教育および高等教育への入学率は、男性に比べて低い。
 GGGR 2017によれば、男性の約67%が中等教育に登録されているのに対して、女性の約60%のみが中等教育に登録されている。

 国の男性の40%に対して、女性の約60%が正式な学校に通ったり、研修機関に行っていない。
 南アジア地域から調査した7カ国のうち、ブータンは2位にランクされた。
 バングラデシュとモルディブはトップにランクされた。
 平均残存ジェンダー格差は34%で、南アジアは今年の世界ジェンダー格差指標で下から2番目に低い数値の地域である。
 プルパ・ラーモ

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