政府にSMUの卒業生は失望

2017年8月4日 トップ記事

 ブータン公務員試験(BCSE)と3次国会議員選挙が近づいて、ガントクのシッキム・マニパル大学(SMU)の卒業生の懸念のレベルがピークに達した。

 卒業生はツェリン・トブゲィ首相(PM)とノルブ・ウォンチュク教育大臣とブータン認定評議会(BAC)に対して、学位証明の認定について訴えた。

 卒業生は、当局者から受けた応答は落胆させるものであったと、クエンセルに話した。

 「今年の始め、新聞発表の集会でPMが、我々の問題を考えたいと言った時に、我々は大きな期待を持った。しかし、PMは今や彼の立場を変えてしまった」とSMUの学生ソナム・ジャムツォさんは言った。

 ソナム・ジャムツォさんは、カリンポンのBB・プラダン・マネッジメント・カレッジを2010年に卒業した。

 「我々が会ったすべての当局者は、同情の意思を表した。しかし、誰も我々の問題を解決しようとはしなかった。彼らは責任を次々と他の部局に回した」とソナム・ジャムツォさんは言った。

 ツェリン・トブゲィ首相は、4月14日に新聞記者との会談で、政府はSMUから取得した学位を認めることに問題はないと述べた。

 SMUからの数百人の卒業生は、その大学が学位の証明書における教育形態として、2016年から「遠隔教育(Distance Education)」として示されていることに、驚かされた。王立公務員委員会と選挙管理委員会は、遠隔教育の学位を認めていない。

 この問題に影響されているのは、カリンポンとシッキムにあるカレッジからの卒業生だけではない。

 ブータンの学生が卒業するインドの他の州の多くの大学も、卒業生によれば、ガントク流の大学に属している。

 キンザン・ティンレィさんは、2010年にシロンにあるシックス・シグマ・エデュコム・カレッジを卒業したが、これまでに5,000人のブータン人が、SMUと同じ系列のカレッジから卒業している、と述べた。

 影響のある卒業生は、閉じたフェースブックのチャットグループを形成し、400名ぐらいのメンバー数になっていると彼は述べた。「SMUの卒業生とその両親たちは当惑し、心配している」と彼は述べた。

 卒業生たちは、彼らの多くは貧しい経済的な背景をもっており、彼らの一部は、カレッジの費用を払うためにローンを使っていると言っている。

 ソナム・ジャムツォさんは、彼の家族から彼を含む3人の兄弟が、同じカレッジを卒業したと言った。「一つの家族から二人以上の兄弟が、そのカレッジから卒業するケースが多くあった。我々は混乱と心配に直面している」と彼は言った。

 ナムゲィ・テンジンさんは昨年、BBプラダン・マネッジメント・カレッジを卒業した。彼は、公務員試験が間近かなので、不確定さが学生の精神状態に影響を与えると言った。我々は近づく予備試験とBCSCを受けたいが、我々には少しの望みしかない」と言った。

 彼によれば、BBプラダン・マネッジメント・カレッジの学生は、ブータン学生連盟(BSA)基金と、正規の学生にだけ授与されるティンプーのインド大使館からの奨学資金を利用した。「遠隔教育の学生は、BSAも、どの種類の奨学資金基金に対する資格もない、と彼は言った。

 ソナム・ジャムツォさんは、この問題は未就職のSMUの卒業生に影響を与えるだけでなく、公務員や民間企業などで既に働いている人にとっても、影響を受けると言った。この問題は、政治に関わって国に仕えることに関心を持っている多くの卒業生に影響すると彼は言った。

 「我々は、多くの社会的問題が、若者の就職の機会が不足していることから起こっていることを目の当たりにしている。この問題は、更なる問題を引き起こしている」と彼は言った。

 ブータン認定評議会(BAC)は、2016年に学位を「正規」と「遠隔」と分類することを始めた。しかし、ソナム・ジャムツォさんは、2016年以前にSMUから得た学位に対しても、「遠隔」と分類されたと言った。「しかし2016年以前に得た認証は、受け入れられるべきである」

 卒業生たちは、ダブル・スタンダードの犠牲者であったという。「私は現在の国会の中に少なくとも3人の議員がいることを知っている」とキンザン・ティンレィさんは、その議員が遠隔教育で資格を上げたと、付け加えた。

 ソナム・ジャムツォさんは、ブータン選挙委員会は2013年の選挙の戦いにSMUの卒業生を認証したと言った。証明書の認証は、王立ブータン大学(RUB)により実行された。

 「彼らの幾人かは、来るべき国会議員の選挙で再び立候補することを計画している」と彼は言った。SMUの学位に認証を与える前に、RUBはそのカレッジのキャンパスに行き、そこでの教育の形態が正規のコースと同等であることに満足したと、彼は言った。

 

「クラス2の卒業生」

 

ある卒業生は、ある雇用者、公営企業と民間企業は既に、彼らを「クラス2の卒業生」と扱っていると言う。

 2010年の卒業生シェラブ・デマさんは、チペン・リクフェン・プロジェクトで5年間IT専門家として働いてきたが、プロジェクトが終了した後、その職を失った。彼女は一つの公営企業に応募したが、最終選考から外れたと、彼女は述べた。

 「私がSMUの卒業生であるためではないか、と思う。この問題のために、私のIT分野での5年間の経験が、有効にならなかった」と彼女は言った。

 最近、プンツォリンで働いていたSMUの卒業生が、ティンプーに基盤を持つ企業のよい仕事に恵まれた。しかし彼が選ばれたすぐ後に、企業は彼の学位は認めないという決定をして謝った。

 一人の女性の卒業生は、民間企業がSMUの学位を持っているので、彼女の1ヶ月の給与を6,000Nuと提案してきた。「雇用者は、本当にこのような状況を自分の都合のよいように利用しようとしている」と彼女は言った。

 「人々は既に、ソーシャルメディア上で、私たちをからかい始めている。人々は私たちを見下ろし始めている」と彼女は言った。

 ソナム・ジャムツォさんは、ゲオ行政事務官、または他のポストの公務員に、多くの卒業生が就いている。また公営企業や王立ブータン警察の職員として、SMUの卒業生がさらに多くいる。

 これらの差し迫った結果について、学生に知らせることは、政府と関係省庁の失策であると、卒業生は言った。ソナム・ジャムツォさんは、SMUはティンプーで行われれる教育フェアーにこれまで参加していたと言った。しかし、成人と高等教育局(DAHE)は、何も語らなかったと述べた。

 教育フェアに参加するすべてのブータンの大学が、DAHEに報告すると彼は言った。

 「しかしDAHEからは、何も異議はなかった」と彼は言った。

 MB・スバ

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