ブータンの育児の改善と進展

2016年7月1日 トップ記事

 しかし、ある地域では、まだまだ配慮が必要である

 レポート:5歳以下の子供の5人に一人は、発育障害になっていると、UNICEFのブータン代表であるシャヒン・ニロファ氏が、昨日、世界子供調査(SWC)報告の最初で述べた。

 一方ブータンの3~5歳の5人に1人しか、早期幼児養育と発達(ECCD)センターのような組織化された機関の早期幼児教育施設に通っていない。

 20のゾンカクの中で8つのゾンカクにおいて、3~5歳児の半数が、発育的に期待通りであるが、12%が貧困のレベル以下である。

 幼児期シミュレーションと幼児期学習によって、学校準備状況を改善し、留年やドロップアウトを減らすことができると、シャヒン・ニロファ氏は述べた。

 ブータンの新生児死亡率はまだ高く、生まれてから28日以内での死亡は、5歳以下の死亡の半分以上(54%)である。その死亡の原因の多くが病気で、直ちに十分防ぐことができ、対処できるものである、とシャヒン・ニロファ氏は述べた。

 UNISEFの主要な年報である世界子供調査(SWC)は、子供の命を救い、子供を学校に通わせ、人々を貧困から救出させることに、著しい進展を成し得たと、報告している。

 シャヒン・ニロファ氏は、多くの場合、平等の幅が、不公平の幅を狭めたと言う。ブータンにおいても、長年に渡って不公平の幅を狭くして、著しい進展を成し得た、と述べた。

 ブータンの貧困は、2012年の24%から、今日の12%に半減した。5歳以下の子供の発育障害や慢性的栄養不良は、2010年の33.2%から、2015年の21.2%に減少した。また、5歳以下の死亡率は、1990年の生まれた子供1,000人当たり134 人から、2015年の33人に減少した。

 しかし、シャヒン・ニロファ氏は、この進展は、特別に公正なものでもない、と言う。最も貧しい子供は、最も裕福な子供より、6倍以上成長不良になる傾向であり、最も貧しい子供は、豊かさが上位1/5のところに当たる子供より3倍以上5歳の誕生日を迎える前に亡くなる傾向にある。正式な教育を受けていない母親から生まれた子供は、中等または高等教育を受けている母親から生まれた子供より、63%より発育不良になり易い。

 「公平な世の中で、誰もが前進すべきである。以前よりまして我々が、認識すべきことは、将来の世代によって継続し、維持される場合に限って、その発展は持続可能である」シャヒン・ニロファ氏は言う。「我々はこれまでの悪循環を、良い循環に置き換える好機をもっている。その良い循環の中で、今日の貧しい子供は、もし保健や教育、弊害からの保護などにより、公正な機会が与えられるなば、成人なったときに、より豊かな成長環境をもつ子供たちと、より対等な土俵で、競い合うことができるだろう」

 世界的な5歳以下の総合死亡率は、1990年から半減した。子供の小学校への就学率は、129の国で同じであり、極貧状態で生活している人々の数は、世界中で1990年からはほとんど半減した。

 しかし、もし、政府、援助者、ビジネスと国際機関が、彼らを援助する努力を加速させなければ、報告は世界の最貧の子供たちの荒涼とした状況の絵を描いている。

 報告によれば、現在の傾向に基づいて、もし世の中が最も不利な立場にある子供の苦境に焦点を当てることがなければ、持続可能な発展目標のための目標年である2030年までに、5歳以下の6,900万の子供が、大抵は予防できる病気で亡くなり、1億6700万人の子供が貧困状態となり、7億5,000万人の女性が子供にまま結婚する。

 「どの子供にも公平なチャンスを」をテーマにした今年のSWCレポートは、3つのキーとなる分野:貧困、子供の生存、教育、に焦点を当てている。これらの分野は、2030年までに子供に対する平等を達成するための重要な要素になっている。

 国民議会議長のジグメ・ザンポ氏は、貧困、社会的無視や脆弱性の世代間の循環を破ろうとする正しい選択をすることにより、テーマは、いかに不平等と戦うのがベストであるかについて、焦点を当てていると述べた。

 子供が不平等を経験する分野は多いが、このレポートでは、この報告では特に3つの分野に焦点を置いている。それらは、取組みの大きさと、数百万の子供の生活を改善する機会の広がりの両方を実証している、とツォグポン・ジグメ・ザンポは述べた。

 更に、ツォグポン・ジグメ・ザンポは、報告は適切な時に届いた、と言った。なぜなら、ブータンは、2030年までの持続可能な発展の目標(SDGs)の達成に向かって、スタートしてた、という。

 ツォグポン・ジグメ・ザンポは語る。SDGsは、普遍的なものであり、もし、特に僻地などで隠れた子供に対して達成されなかったら、普遍的に正しいとは言えない。もし、このような最も不利な立場にある子供が、その可能性をフルに生かして成長し、創造的な市民や将来の指導者に成長させる支援をすることなく放置されるならば。

 SWC 2016報告は、最も脆弱な子供を調査することが、直接的で長期間の利点を生むことができるという証拠を示している。不平等は必然的ではないと、レポートは述べている。最も脆弱な子供についてのより優れたデータ、子供が直面している戦いに対する総合的な解決、古い問題の解決のための新しい対策、より公正な調査と社会の関わりの増加、これらすべての対応は、子供の活動の世界の改善に資することができる。

 デチェン・ツォモ

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