目の提供に91人が誓約している

2016年7月27日 トップ記事

 角膜手術が死後治療であることは、現在のアイバンクが直面する問題である。

 アイバンク:ティンプーのレファーラル病院でおよそ2年前に角膜移植治療をスタートしたが、アイバンクを使って角膜移植は、これまで一度もなされておらず、角膜手術の中断のみがなされた。

 病院の眼科は角膜移植を行う準備はできているが、病院の責任者は、2年の間病院を去っていった患者の特別な手術以外、角膜移植は行われていないと述べた。その手術は、来年の7月まで延期中である。

 しかし、アイバンクが開かれた2014年11月以来、これまで91人しか角膜の提供を誓約していない。保健職員は、このことは強い宗教的信念によるものであるとしている。

 眼科医のンガワン・テンジン博士は、今年これまでにおよそ230人の患者が角膜移植手術申し込みに登録したが、この数は毎年増加している、と述べた。

 ブータンにおける盲目の主な原因は、農業の仕事などによる目に対する外傷の結果としての角膜の感染である、とンガワン・テンジン博士は述べた。「角膜の感染は、目に対するどんな小さな感染からも引き起こされる。それにたいして、すぐに手当がされないと、角膜盲目を引き起こしてしまう」と彼は述べた。

 角膜盲目では、感染が起こり、それが角膜、ガラス状で透明な半球の形状の膜に傷跡となり、それが目の黒い部分を覆うようになる。角膜盲目を治療するために、角膜を必要とされるだけの数の収集が、アイバンクの開設によって、家庭から受け入れられることを期待されてきた。

 「角膜盲目を無くそう」を標語として、アイバンクのサービスの開始は、「世界目の日」にあわせて、国内の目の提供の開始に合わせた。アイバンク・サービスは、角膜の受取と安全な保存が要求される。2009年の研究で、10,000人が角膜盲目に両眼とも罹っていて、15,000人が片目のみ角膜盲目に罹っている。27,000人が収縮眼球に罹っている。

 角膜の提供を誓約した91名の人はすべて50歳以下であると、アイバンクの職員が言った。

 ルンツェのシンゲ・ナムギェルさん25歳は、91名の角膜提供を約束したひとりである。

 シンゲ・ナムギェルさんは、自分の目が誰かの視界の回復を助けるために、目の提供を決めた、と話した。「私が死ねとき、誰かに思い出して欲しかった」と言ったが、彼は目の提供を約束した友人を通して、アイバンクのことを聞いたと言った。

 キンレィ・ワングモさん42歳、家庭の主婦は、昨年国営のテレビで角膜提供のことを聞くと直ぐに、目の提供について誓約した。「多くの人は、どのように提供が行われるか知らないことが、人々が提供の誓約を躊躇している理由である」と彼女は言った。「保健関係者から、手続きについてのはっきりした情報がないことは、問題である」とも言った。

 死後は身体に触ってはならないという、強い宗教上の信念があって、人々は提供を躊躇しているので、これを前進させるために、更なる説明が必要であると、関係職員は言う。宗教関係者はアイバンクについて人々に話して、角膜の提供を勧めるために提供の証人となって、導くべきであると、彼らは言った。

 2008年以来、34人が角膜移植を受けた。ドナーは、HIV/AID感染がないこと、過去に目に関する障害や病気に罹っていないことが必要であるが、より多くのドナーを増やしたいために、このような条件を検査することなく、ドナーとして受け入れている、とアイバンクの関係者は述べている。角膜は死後6時間以内に取り上げないといけない。なぜなら、6時間経過すると、角膜は不透明になり始めるからである。角膜の取り上げの過程で、目を台無しにすることはない。

 死後目を進んで提供する人は、目の提供を誓約するために家族とともに、病院に入っていくことができる。記入書類は、病院のウェブサイトから取り込むことができる。

 ティルガンガ眼科病院は、2014年から少なくとも毎月2つの角膜の受け入れを約束してきたが、これまでは受け入れていない。

 アイバンクはネパールと、角膜移植の合意の覚書に署名をしていないので、友好親善に基づいて、病院はネパールから角膜を予備的に受け入れていると、ンガワン・テンジン博士は述べた。

 角膜移植は、器官の移植ではなく、角膜には血液は流れていなくて、免疫はに関わらない。このことは、角膜は免疫細胞は持たないので、生体により拒否される腎臓とは違って、角膜移植には、拒否反応は起こらない。

 キンガ・デマ

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